主婦な自分を楽しむブログ「あさこのゆ」について
妊娠出産記録

不妊治療について男性からの理解が深まっていることを実感したことについて

赤ちゃんの靴下

先日ツイートしたこちら

丸3日経たずに3万いいねが付き、リツイートは1万以上

個人的にはこっちのツイートの方がツイッターっぽいと思っていたので、それをはるかに超える反響あったこと、リプやリツイートで自分の言葉を載せてくれる人があまりにもたくさんいることに驚きました。

そのほとんどが「不妊治療を否定することはナンセンス」というものであり、ああ、ここまで不妊治療が浸透してきたんだなと。

特に、男性アカウントからの反響がとても多くて、「同じ男としてその無神経さが許せない」「男に原因があることだってあるのに」「不妊治療は女性にどれほどの負担があるのか知らない男なんだろう」と、当時のわたしと一緒に怒ってくれる人もたくさん。

たまにツイッターで見かけるセクシャルマイノリティに対するそれと同じように、若干擁護されすぎ感、特別に大切にされすぎ感は感じましたが、それでもこういった風潮が感じられたのはその昔、不妊治療できつい言葉をかけられた経験のあるわたしには嬉しい出来事でした。

今日はそんな、不妊治療についてわたしがふと思ったことを。




不妊治療や不妊は遠い世界の話ではないこと

ツイッターだけじゃなく、リアルでも不妊治療の話をすることがありますが、ほとんどの場合「大変だよねえ・・・。」とは言うものの、なんとなく自分には関係ない出来事だと思っている人が多いように思います。

ちなみに、現在の不妊の定義はこうです。

生殖年齢の男女が妊娠を希望し,ある一定期間,避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合を不妊という.その一定期間については1年というのが一般的である.なお,妊娠のために医学的介入が必要な場合は期間を問わない.日本産科婦人科学会HPより)

別に排卵日に合わせてなくても、避妊しないで通常の性交を1年しているのに妊娠しなければ不妊と認識されます。

わたしの場合、前の結婚で原因不明の不妊と診断されました。

この定義を照らし合わせてみると、もしかしたら自分が、自分の親が、自分の兄弟が、自分の子どもが、「不妊」なのかもしれない…と思う人も少なくないのではないでしょうか。

(実際、子どもができる人は避妊をやめたらわりとすぐにできてる)

今は子どもが欲しくなくても、いつか欲しくなったときにできない可能性は、誰にでもあるんですよね。

不妊治療の是非について。生命の誕生に医療や科学が介入すること

先のツイートでわたしが40代男性に言われた「人の手を入れてまで、子どもを作ることはいかがなものか」

わたしは当時、自分が頑張っている不妊治療を全否定されたことで「それなら病気になっても医療自体受けるな」と反発しています。

でも、「既にある命を延ばすことと、もともとなかった命を人の手で生み出すこと」は全く違う話だとのご意見もいただきました。

それはわかりますよ、言ってることは。

「体外受精まではOKだけど、受精自体に手を加える顕微授精からはよくないと思う」と、細かい線引きをしていた人もいます。

まあ、外野に言われなくてもこの辺の葛藤は、不妊治療をしているなら大体誰でも抱えてるんですけどね。

ただ、やはり現状その力を借りないと子どもができないので、割り切れない気持ちを持ちながら高額な費用を捻出して、日常的な注射や投薬、ひいては手術などの体の負担を享受しつつも頑張ってるという。

そもそも、ひとくちに不妊治療といっても、やってることはかなり広い範囲のお話です。

排卵が不定期な人が排卵を起こすためにホルモン注射をしても不妊治療だし、いわゆる卵子に精子を注入して受精させる顕微授精もまた不妊治療。

そもそも、生命の誕生に手を入れるのがダメだったら、妊娠中のトラブルを医療で対処するのはいいのか悪いのか(昔だったら産まれていない)、出産時の帝王切開はいいのか、という話にもなり得ますしね。

どっからがよくてどこからが悪いなんてジャッジできないことだと、わたしは思います。

というか、必死に不妊治療を否定している人も、もしかしたら排卵を調整する投薬という名の不妊治療や、妊娠中の張り止め剤をお母さんが頑張って飲んでいたことで、なんとか元気に生まれてるかもしれません…よ。


自分が不妊治療で生まれたことに戸惑いを感じるひとへ

わたしの場合ですが、娘は自然妊娠で授かったんですよね。

普段から「不妊治療をしていたことがある」と発信しているので、たまに「治療が実って…よかったですね」と言われることがあります。

ここはきちんと否定したほうがいいかなというときは”幸運にも自然妊娠で授かった”ことをお伝えしますが、なんとなくスルーするときもあります。

だって別にわたしにとってはどっちも変わらないから

本当はどっちで授かったかなんて、心底どうでもいいと思ってるので基本的には肯定も否定もしないことが多いです。

今回、わたしのツイートを引用して「自分は不妊治療でできた命。正直戸惑いを感じている」という正直な気持ちを吐露してくれた人がいました。

自分は本当は生まれてくるはずじゃなかった?とかいろいろ考えてしまうんだそうです。

わたしにはその方のご両親の事情はまったくわかりませんし、こうです!と決めつけることもできません。

でも、たしかなのはお父さんとお母さんは治療をして、その結果子どもが来てくれたこと、言葉にできないほど嬉しかったはずだということ。

「子どもは親を選んで生まれてくる」ことも「親は子どもを選ぶ」こともできませんけど、それでも、お父さんとお母さんはあなたに会うためにここまで頑張ってきてよかったと感じたのではないか、と伝えました。

そこまでして子どもを産みたいのかとか、親のエゴだとか言われることも多い不妊治療ですけど、その結果子を授かって子育てして、その子が大人になって自分の人生を歩んでくれたら、もうそれでいいんじゃないのかなと、まあそんなことを思います。

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